財産分与とか遺産相続とかうんたらかんたらの話です。
マイクロソフトのビルゲイツさんが、彼の持つ個人資産のうち85%を複数の慈善財団に寄附して「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」として世界の子供たちや医療機関に貢献してるそうです。85%の個人資産ですが、個人資産でも数兆円だそうなのでこの財団自体も数兆円、すげえです。
ビル・ゲイツさんもう60歳も過ぎてますし、マイクロソフトの最前線はサティア・ナデラさんが今やってますので、基本こっちの財団の運営などが中心ぽく見えます。ビルゲイツさんをプロ野球のメジャートップクラスとしたら、こっちは草野球の大阪3部レベルなのですが、やっぱりすげえと思うわけです。ビジネスでしっかり結果出した後、事業バトンタッチしたうえで自分はもっと世界がよくなるために貢献するという話です。私も微々たる程度をデフサッカーや被災したジェイビレッジ、大阪市民なんでガンバやセレッソのスタジアム建設など微力微力頑張るのですが、どうも
「しみったれないでビルゲイツくらいやりきって85%寄付したらんかい!」
とどこかで怒る人の声が聞こえてくるわけです。
そう考えると「子孫のために美田は買わず」で、残したいのは「一生絶えざる努力の習慣と、努力奮闘の精神」かと。健康も大切、教育も大切、経験も大切、知識も大切ですが、日々頑張る、ずっと頑張る、逆境にも負けない精神、
日進月歩で変化する環境なので日々頑張る、継続できることかと。 1兆円あっても喧嘩するだけならいらない、ビルゲイツさんもそうですし、とある社長も同じこと言っていました。これには同じく同意。自分自身に何があるわけでもないので、それなら、「一生絶えざる努力の習慣と、努力奮闘の精神」を身につけてほしいなと。
写真は龍神温泉ですが、こんな山道を走りきるようなものです、人生は。だからこそ、「一生絶えざる努力の習慣と、努力奮闘の精神」を身につけてほしい、と思うわけです。踏まれても踏まれても立ち直る雑草のように。