HotPepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方
ホットペッパーについての事業の拡大をまとめていた平尾さんという方を中心に書かれた内容です。
「フリーペーパー」不況で悲鳴 広告収入初の前年割れ という記事を一昨年くらいに見たのですが、スマホやネットで事業自体や経営の困難さが出てきているようです。
ペーパーレスによる電子書籍化もそうですし、印刷媒体に取って代わるネットの力、だったのですが、ホットペッパーは爆発的に当時伸びました。
その事業自体はそれほど難しい、というものでもなく、後から見ればフリーペーパーでお客さん側のメリットは少し安くなることと、お店側からのメリットは広告宣伝での費用対効果が見込めるのかどうか、という視点です。そしてリクルート側からすれば、制作コストとそのコスト以上の成果が上がれば知名度もアップして地域紙としてたくさんのエリアに出していくことが可能になったわけです。大阪でも当時は梅田と心斎橋、キタとミナミだけだったように思いますが、いつの間にか京橋や天王寺、吹田江坂など地域エリアに分かれてきてました。
その事業自体と事業を行っていた人がいかに働いていたのかなどが描かれています。
1つのコンセプト、1つの組織、そういった1つのチームでのまとまりが感じました。