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韓国最北端の駅・都羅山駅はいつかヨーロッパと日本もつなぐ

※ クレアネットでは毎年海外で研修旅行を行っておりまして、今回は38度線でした。
歴史を知りそして新しい未来を創る、異文化を知ることは現在の立ち居地が見えます。

韓国最北端の駅・都羅山駅です。

場所はここ。いわゆる38度線といわれる地域。
板門店が有名ですが、DMZ=DeMilitarized Zoneという場所があって、国境2キロは軍事境界線での非武装地帯=と定めてここでの軍事行為はしない、となっています。
といっても悠長に人が住んでるわけでもないですし、ピリピリ感があり、もちろん行く場合にはパスポート必要。

場所はここ。

北西に進めば「都城(ケソン)」という北朝鮮の工業地域になります。

日本だと1945年8月15日終戦記念日、として黙祷や追悼がありますが、韓国だと1953年7月27日、戦争が終わったことになってます。
しかし!これは「休戦記念日」なので、戦争は終わってないのです。休戦、または停戦記念日、とガイドさんに聞き「あ、そうだったんだ・・」としみじみ。緊張感がまだあるんです。

この駅が完成すればここからそのままチェックして海外に行けるように、と飛行場くらいにきれいで大きな施設に作ったんだそうです。
国際列車の運行、出入国管理もできるように空港にあるような保安検査場も設けられていました。きれいですし大きいですが今はまだ使われていません。その空気がより一層複雑な情勢を物語っているような気がします。

駅内にあった、首脳会談での和やかムード絵画。

使われない線路。

チケットはありました。記念です。

向こうは北朝鮮の平壌駅、という方向が。

韓国の都羅山駅から北朝鮮の都城駅、そしてヨーロッパへ

ソウルから僅か1時間程度の場所でこのような緊張感を感じる場所、いつもこの気持ちを感じながら生活する、ということに想いを馳せると様々な文化や思考が今までよりも寄り添える気がします。
都羅山駅は、緊張感だらけの場所でしたし、軍人さんや兵役のことを聞くたびに今の日本は平和で感謝なのですが、平和は自動的に与えられるものでなく先人が切り開き創り上げてきた結果として今恩恵を享受している、そんな気がしてなりません。

前まではソウルから直通で鉄道で来れましたが情勢もあっていったん今は鉄道も走っていません。
いつの日かこの鉄道が韓国の都羅山駅から北朝鮮の都城駅を結ぶようになれば、そうすればシベリア鉄道を通じてヨーロッパからこのアジアの韓国まで繋がり、そして、海底トンネルを通じて釜山と福岡が繋がりそのまま北海道までいけば日本からヨーロッパまで陸続きで走る、という夢が叶うことになります。

素晴らしい!乗りたい!

ガイドさんから聞いてからずーっと、マイヤヒラサワさんのあれが頭巡ってました。

日本からヨーロッパまで。ぱんぱんぱん、ぱんぱぱーんぱんぱんぱーんぱぱーん、ぱんぱぱーんぱんぱんぱーんぱぱーん、と走る電車。そして沿道から喜ぶ人たち。素敵過ぎます。
今後南北関係がよくなった時に、本当に国境の役目を果たすためにこの韓国最北端の駅・都羅山駅は活躍するのだろうと思います、生きてるうちにそうなったら鉄道乗りに来ます、スタッフ連れて。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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