前回からの続きで。
和歌山県は仁坂知事が頑張っていて、企業誘致やこういったIT企業の誘致に積極的に活動しています。元々通商産業省、経済産業省の方なので経済活性化を行いその結果、増収、雇用確保、景気活性化と国をよくしていこう、という発想が強く知見を兼ね経験も豊富、ということでわが地元も盛り上がっているようです。
そもそも仕事をすることというのは誰かのためになりますし、働くははたが楽になるという意味で = 善なること、と思いますし、そうなると、会社を成長させること = 増収、雇用確保、善なることにもなりますし、仕事で儲けること = 増収、雇用確保、善なること、みんなが一生懸命仕事すること = 増収、雇用確保、善なること だと思います。労働すること自体が素晴らしいこと、経済人は経済・仕事を通じて世の中に貢献することが素晴らしい、という考え方で。
でそんなわけでみてみるとありました、「白浜町ITビジネスオフィス」です。オフィスからの海の眺めは抜群で、ソフトウェア開発等に最適の環境、だそうです。
これ場所は平草原の中にありまして、平草原というのは地元では一回は小学生のときに遠足で行く場所で、広い遊び場に遊具やアスレチックがあってとにかく走り回れる最高の遊び場の記憶しかないのですが、平草原自体が高台にあるので白良浜のほうの砂浜や海岸が見え景色のいいところだったような場所です。みるともう満室でした。
というわけで白浜町ITビジネスオフィスの満室をうけて、第二白浜ITオフィスも完成したようなのですが三菱地所さんなんかが決まってしまって今ではもう満室になっているとのこと。すごい人気ですが、この仕事の内容でいえば「リモートワーク」とか「ワーケーション」などという形での仕事メインになるのですが、この白浜などで言えばさらに分化して「リゾートワーク」というそうです。リゾートワークなのでリゾートで仕事することなのですが、リモートワークできるのなら台湾行ってもバリ島でも別にやりとりできますし仕事に支障がなければバリ島リゾートワークでもいいといえばいいんです。
ちょっと調べたらバックログのヌーラボさんなんかは宮古島でリゾートワークやってます。
クレアネットでも研修旅行で海外に毎年行っていますが、旅などを通じて刺激をもらうとこれは仕事にもいい影響が出ますので、これをもっと仕事の職場環境ごと変えてしまうという方法のわけです。このリゾートワークでは。やっぱり日々同じ環境下の中で仕事をするより、なるべくスタッフが非日常に身を置くことのほうが、メリハリがでるのが普通ではあるので。リゾートワーク、リモートワーク、ワーケーション、言い方はちょっと違いますが、結果として白浜では100人以上の雇用が生まれているとかで、NECソリューションイノベータさん、セールスフォースさん、第二のほうは、三菱地所株式会社さん、株式会社ブイキューブさん、株式会社subLimeさん、株式会社ウフルさんなど、が既に決まっていますし、視察も1年で200件以上の視察があったとかで本当に多いです。
もちろん白浜町や和歌山県でもサポートしてたりしますが、企業誘致して企業が成長することでひいては地域社会に還ってきますのでという考えなのでこれはこれで素晴らしいことだと思います。
地元が盛り上がるのは嬉しいこと。串本でロケット飛ばすこと決定したとか、和歌山マリーナシティでカジノのIRを行う計画とか、どんどん和歌山盛り上がって欲しいです、黙っていると少子高齢化の波に飲み込まれる以上、どんどん積極的に活動して和歌山のよさを知っていもらい、そして産業を興してもらえればと。和歌山はなれて大阪に来て大阪在住のほうが長くなってしまいましたが、その分和歌山の活躍はいつも気になるもので、海外に行けば日本の治安やご飯の美味しさ、サービスの良さや交通などの便利さをしみじみ感じて「日本はええわ」と思うのですが、大阪に来たらこれまた和歌山のよさが本当にわかります。
だからこそ、こういったリゾートワークの取り組みもすごくいいなと。
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【参考サイト】
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テレワークとワーケーション促進で計14社の企業誘致に成功した白浜町!
【4】
南紀白浜で今、何が起きている?
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白浜町ITビジネスオフィスの紹介