ドラッカーマネジメントはどれも好きですが、経営者の条件の中にある時間の項目、これが最も好きな気がします。
「仕事に関する助言というと、計画から始めなさいというものが多い。まことにもっともらしい。問題はそれではうまくいかないことにある。計画は紙の上に残り、やるつもりで終わる。成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする」
司法試験で時間に追われ、勉強でも科目に追われ、模試に追われ準備に追われ復習に追われ、歩きながら単語帳をつぶやいてた時間に制限だらけだった頃を想定すると、あの時のトレーニングは本当に役に立っています。今でも1ヶ月30日で1日16時間なら480時間をうまく使えば打破できる、そんな想定からスタートできるのも実際に実行できる行動力も、この辺のトレーニングがあった気がします。
そして、■ 「時間」はどこへ消えたのか? 「期限」が仕事を遅くする
著者の説明の中に研修などを行った結果、時間のマネジメントが最も効果が現れたという一文がありましてこれも至極納得です。時間から考えて行動を心がければ自ずから成果も生まれやすくなってきます、「何に時間がとられているかを明らかにすることからスタート」、「次に自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして得られた時間を大きくまとめる」なども仕事の取捨選択につながります。
タイムマネジメント。これは本当に大事、そう考えると日々の雑務、仕事なんかは無駄なことが実に多いと気づきます。今でも。