ドラッカーさんも言っている、目標管理に関して。
よくスポーツ選手だと、イチロー選手とか本田選手とか出てきます。これが本田選手の卒業文集。サッカー選手になりたいというより、なる。
【本田圭佑の小学校の卒業文集】
残すはW杯優勝! pic.twitter.com/hMcSxzh02F
— W杯日本代表初戦まで… (@worldcup_cd) 2018年6月27日
そしてイチロー選手。
「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校でも全国大会へ出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるには、練習が必要です。ぼくは、その練習にはじしんがあります…」イチロー(小学校の卒業文集の夢) pic.twitter.com/pjlocNWemt
— アスリートの名言 (@sportslovemei) 2018年6月7日
365日中、364日は厳しい練習をやっています。小学生のときの卒業文集ですが、このときにここまで言い切れる男に育てることができるのか、自分に強い男になれていたのか、自分を振り返ったりしてもなかなかそう思えませんが、だからこそ今の立場にまで成功しているのだといえます。「なりたいと思います~」たぶんなれないし、ならなくていいでしょう。
よく目標はSMARTの法則とか言われます。
適切な目標設定をするための「SMARTの法則」
Specific:テーマは具体的か?
Measurable:測定可能か?
Attainable:達成可能なレベルか?
Result-based:「成果」を重視しているか?
Time-oriented:期限が明確か?
です。
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【どう改善するか】
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Specific:具体的であること。「英語力を高めたい」だけでは具体的ではありません。目標は「半年後のTOEICで600以上のスコアをとる」「英語で日常の会話を支障なく行える」など具体的な表現にする必要があります。
Measurable:測定可能であること。目標を立てる際に「とても」「大幅に」「一所懸命」などの定性的な表現を使うと、測定が難しくなります。目標は数値化すると測定しやすくなるのです。「TOEICスコア600以上」など目標の結果を定量化する以外に、「毎日の通勤時に30分英会話のCDを聞く」「毎週1回、英会話スクールに通う」などプロセスを測定可能な(=定量的な)表現で設定することも大切です。
Attainable:達成可能であること。目標は難しすぎても、簡単すぎても達成のためのモチベーションは高まりません。「現在のTOEICスコアを30アップ」ではやさしすぎるでしょうし、あまり英語が得意でない人が「英語で複雑な商談、交渉を行えるようになる」では難しすぎるでしょう。人のモチベーションが最も高まるのは、成功する可能性が50%くらいの難易度のときであると言われています。
Result-based:「成果」を重視していること。「英語を使って簡単なメールのやり取りを行えるようになる」「英語の資料を読みこなすことができる」など、英語力を高めることによって生み出される成果を明確にしましょう。
Time-oriented:期限があること。期限がない目標や、「いつか」、「できるだけ早く」など曖昧な期限の目標は、たいてい達成されません。「『いつか』と『おばけ』は出たためしがない」という言葉もあります。「10月上旬までに」は「10月10日までに」、「週明けに」は「月曜日の午前10時に」など、さらに具体化するクセをつけましょう。
また、達成の期限だけでなく、「9月15日から始める」という着手する時期の期限や、「3カ月後のTOEICの模擬試験でスコア550」などの途中経過を測定する時点の期限を設定することも有効です。
とかとか。
そもそも目標もないけど、と言う場合。これはすぐにできます、できたことをしっかり褒めれば徐々にできます。
『シールが一緒なので「いっしょ!」と言ったら褒めてもらえる』 などもそう。一緒を発見できること、この発見も人間本来ある成長できる喜びなので、そういったことを見出すことが何より大事。
それよりも任せられた仕事を何でもいいので頑張ってやって「おおきに」言ってもらえる、仕事はその積み重ね、それでいいと思います。現場に即して言えば、SMARTの法則とか知っておいていいけど眠い話。