https://www.clarenet.co.jp/manga/300/
こつこつ書いていたwebマーケティング漫画が300回まで来ましたのでいったん終了になります。
ご愛読本当にありがとうございました、アクセス数が多いコンテンツになることがわかりましたし、これだけいろんなコンテンツが増えてくる時代では「漫画」による訴求力の強さもこの漫画を通じて理解できました。
また取引先さんからも「読んでるよ!」言われることもあり、漫画家さんがファンからのメッセージを励みにしているということは痛いほど伝わりますし納得できました。例えば1万人のファンがいれば必ず批判ばかりを言う「アンチ」も生まれるのが通常なのですが、そのアンチの意見だけを真摯に受け止めるとあまり精神衛生上はよくないこともわかってきたりもしました。また漫画は違う形でブラッシュアップして復活いたします。
ところで今回の漫画のテーマである「ゴーイングコンサーン」について、文中でも記載しましたが、
「どうせ10年生きてないからマンションの修理にお金を払うのは嫌だ」
「コツコツ貯めた金だけど、どうせ動けるのも今の内なのだから、ファーストクラスで旅行に行く」
「ゴッホの絵は自分が死んだら棺桶にいれて焼いてくれ」
生きることを前提としないと、ゴーイングコンサーンにはならないため、本当に不合理な発想が生まれるという行動原則についてです。
ゴッホという価値は死後は関係ないんです、この考え方になると。人は二度死ぬといいます、一回は本当の生命の死について、もう1つは「名声が消えたとき」といわれていて、ゴッホの作品だったり大阪城の豊臣秀吉なんかは歴史の教科書に掲載されて大阪城がある限りずっと死んでないのです。この二つの死を意識すると、また行動も異なるのでしょうが大半の人間はそうではありません。
だからこそ、ゴーイングコンサーンを意識できるような何かがあると強い、人間は不合理にならないのだという趣旨です。新しいゴールド免許証の裏に「臓器提供」の欄があります・
どうせ死ぬなら死んだ後臓器でも何でも誰かのお役に立てばそれでいいですよ、そのほうが最後にご恩奉公できます、こんな免許証持っていますが常に意識するとやっぱり行動は多少変わります。
司法試験にぜんぜん受からず悶々としていた時期、悩んで苦しんでもがいていた時間に「ほんとに失うもの何もないけど、この世の中に何も貢献できていなくて情けない」感情に押しつぶされそうだったので、ふとドナー登録ができて免許証の裏のドナー登録ではなくドナーカードがあって登録したのを覚えています。当時は結婚もしていなかったので証明書として母の直筆もいただいて。
今考えても当時は何もなかったので、大きな痛みを伴う改革を行うとか当時を振り返りつつ考えても全然怖くない気がします。時折ゴーイングコンサーンでない意見に振り回されそうになる危険もあるんですが、人は人、自分は自分の考えを持ちゴーイングコンサーンの発想をもって、もっと情熱的に会社の経営に取り組んで日々生きたいと思います。