自転車で淀屋橋・北浜周辺を走っているとふとしたところに適塾・緒方洪庵像が。
適塾では、大村益次郎、福沢諭吉、佐野常民、橋本左内、大鳥圭介、長与専斎、高松凌雲・・が学んだと言われます。写真は北浜の適塾跡。
緒方洪庵旧宅脇です。
緒方洪庵は町医者だったそうですが、「医こそ仁である」であると主張し、医術の発展に貢献したそうです。お医者さんという仕事は、貧しい人もえらい人も全て平等に病気を診てくれる、そんなイメージなのでしょうか。
適塾があって、そして松下村塾があり、諭吉さんの慶応。知恵の共有でもあり、学びは人を成長させます。また共通して学ぶものとの影響が成長させます。また学びの際に学んだ仲間との関係も大事なのでしょうね、きっと。周囲の環境によってその目線や志が高まることもあるし、先生の教えをどのように聞くかによって一緒に考え意見を言い合うこともできる、そんな場所に適塾はなっていたような気がします。学問の中には答えはないものの、いろいろな意見の中にはメリット・デメリット大いに考えた中での結論があるもの。会社は学びの場ではないですし、顧客視点からすれば学びと関連性は薄い気もしますが、人の成長により満足度は増える。会社の存在意義を広い分野で考えてみればそういった部分も否めないような気がしてます。
誰しも会社に存在したことで何かを学んでいるはずなので。学問のすすめ、ではないのですが、学ぶことは本当に大事。学びが目的化することはよくないですが、目的ある学びは楽しい。そんな気がします。