大阪芸大インターンで会社に来て就職が決まった学生さんからお礼をもらいました。
もともとお上手だったけどさらにまた上手になって念願だった会社に就職決まったとのことで、これからもますます仕事に取り組んで頑張って欲しいなと思います。仕事の楽しさにはいろんなことがあって、まずは業務やサービスの中でお客さんが喜んでくれることが最もうれしい事です。メールでもらったり電話でもらったり、顧客先では会話の中で言われることもよくありますし、その満足がまた頑張る気力に変わっていきます。
その中で、経営者は教育者でもないといけない、と思っているので、少しでも関わったスタッフが成長したり何か事を成し遂げた場合にはこれは嬉しいものです。
昔小学校の先生の親御さんがいる友人がいましたが、話を聞けば、そのお父さんはよく家でも、教え子の話をしたり、時には大きくなった教え子がお礼に小学校に来たりするくらい慕われていたそう。そういった何気ないこと自体が、子供の親への仕事の尊敬や教師業への憧れに繋がるんだと思います。私も小学校の先生になりたいと考えていた時期がありましたので、教育にはどうしても目線がいきますし、教育の喜びは一時的でなく時が経ってから立派に成った教え子を見て自分の行ったことは間違いでなかったと気付くのだと思います。
スタッフもインターンも年が一回り以上はなれているので、教師と生徒のようなものです。いろいろと仕事手伝ってもらったことのお礼で
「仕事いただけたおかげで私自身成長できたと感じてます!」だって。
仕事は天から降ってわいて来るものでもなんでもないので、日々の行いや努力に行動があるからその仕事について任せられるわけです。
「引越しのピザを頼んでおいて」という依頼だけでも枚数に値段に味に、サラダ欲しいかデザート欲しいか飲み物どうするか、取りに行くと500円引きというルールを知っていればとりに行ったほうがいいとか、完璧な仕事を理想とすれば難しいものなので、誰にでも頼むわけではありません。
そして仕事を完遂したからこそ「次の仕事」があるのであって、完遂しない仕事は次の仕事は「いただけません」。そんな姿勢がいつの間にやらきちんと伝わっていて本当に嬉しく思います、だからマンガ以外にもいろんなことを手伝ってもらえてこっちも助かりました。
巣立った生徒から来る活躍の連絡は本当に嬉しいものです。謙虚にしておごらず、常に高みを目指してもっともっと活躍して欲しいなと思います。
余談なんですが、サッカーなんかは大きな大会などで決めた気持ちいいシュートはずっと覚えてます。たぶん一生忘れないんです。その快感があるからまた頑張るもので、教育者としては写真や手紙などを見て「あの子はOOで今はOOになって活躍している」などたくさんの思い出があって、たまにそういった教え子の活躍などをメディアやテレビなどで聞けるのが嬉しいんだと思います。
吹田の佐井寺中学校で警備バイトしてたときも、サッカー部顧問の湯浅先生ずっと「井川選手」(※)の話してたのもまさにそれ。そういう先生がたぶん魅力的な素敵な仕事してる先生じゃないかと。色紙は会社に飾っているのですが、こういったことがあるからこそ、「またちゃんといろいろ伝えて教えよう!」と思います。
前途洋々な若者は国の宝。
※フロンターレの元日本代表井川選手のこと。
実は関大法学部で後輩だったり。