■ くろうのうえにきれいがある
「初回の面談時にできるかどうかのやり取りで決まる」という話を聞いたことがあります。これはエステやお稽古事などの話にもあうでしょうし、もっといえば協業とか仕事のアライアンスとか、お互いがどうか、の場合にもあてはまりそうです。
何に悩んでいるのか、何に困っているのか、どういう問題を解決したいのか、どのようになりたいのか、など、様々な質問をすることで相手の一番のニーズをとらえるのですが、そこで奇想天外になっていくとペースは崩れますし、お互いにいい結果になりずらいと思えるわけです。ニーズがわかれば次のような言い方は効果的と普通は言われます。
「○○の問題を解決すること(○○の目標を達成すること)が 一番のご希望ですね。」
「それならばとてもいい方法があります。○○という方法です。」
「この方法なら、○○様の○○という問題を解決することができます。 (○○の目標を達成することができます。)」
「私の方で○○いたしましょうか?」
などなどです。
これがスポーツなどになると、また違うような気もします。
「厳しい練習に加えて、科学的な根拠とデータAIを用いた統計によってのトレーニングを行います」
「トレーニングはフィジカルをいじめるだけではなく、1つ1つの根拠を丁寧に理解できるまで説明します」
「厳しい、ハード、は筋肉に負荷をかけるので、超回復行えば筋肉は強くたくましく育ち、パフォーマンスに好影響を与えます」
「ただし!厳しい部分はあります。やりますか?」
このような言い方であれば、たぶん相手がスポーツ選手で本当に勝利や栄光を得たいなら無理にお願いすることなく、相談相手として、自然な形で契約が取れるようになるように思います。
まさに「くろうのうえにきれいがある」当たり前といえば当たり前。美もスポーツも経営も。
「マラソンはキレイを作る」