組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム。
すごく面白い内容でした、武勇伝を語るわけでもなく、ひょうひょうとしてるけどすごくリアルな事実なんかもあってなどなど、その職場が想像できるようなそんな内容なのですがマネージャーなどにとって深みのある言葉だらけに感じます。その中でもスタッフにストレッチさせないといけないあたりはすごく共感です。50%とか60%で仕事してると土壇場の根性が生まれませんので、ハードワークで頑張る時には頑張るようにいつも仕事のストレッチ度合いを確認しながら進めないといけないというのは目からウロコです。
社長ではなくて副社長だからこそ分かる部分なんかもそう。最初からすごいビジョンがあってとか夢や志があったわけではなくて、という点が大事であって、そんなすごくない自分でも環境やきっかけで今のように頑張れる、そんなことを常に上司は意識しないといけない、という部分です。私も司法試験受からなかったからこそこの業界に来ていますが、そんな夢や志をいったんリセットして、さらに営業職だったのに制作職として数字を考えることは若干弱くなる職場に異動になったからこそ、今の自分が作られてきているわけで、というのがあるので、立場や環境が変われば人は必ず輝けるように信じているわけです。
そんな気持ちで仕事している上司のほうが自分なら楽しい、そう思えるので共感できるんです。
アマゾンレビューで悪くあるけど何でなのか不思議、すごく面白い本でした。