■ ゼクシィCM「私は、あなたと結婚したいのです」風船篇
■ ゼクシィCM「私は、あなたと結婚したいのです」噴水篇
『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです』
このコピーのよさや説明はこちらから。
http://mistclast.hatenablog.com/entry/2017/05/07/180412
言葉の深さや使い方、作り方は本当に難しい、の極みです。
昔いた会社で「クレーム処理しておきました」という部下の報告に「クレームはお客さんの悩みや相談。それを処理というのは明らかに不快なものと受け止めている真情の表れ、君のような考えで仕事をしているとまた同じようなクレームは発生するよ」と諭していた上司がいましたが、至極納得です。
言葉にデリケートに、そこからすばらしい言葉が生まれます。
そういう意味でまた思い出したこの言葉。
「『人材、嫁ぐ。』」の話。
この文章もそうですが、堤さん、糸井さんという方たちの会話や思考がすごくわかりますし、納得の極み。
でゼクシィさんの文章読んで思ったのがカヤックの柳澤さんの話と似ているからです。
要点をまとめると
・今の時代ならフリーランスでもやっていけるし、すこし実力があれば会社組織の外に出て仕事もたやすい
・その自由を捨てて会社に来るということは、会社内で自由にやってもらっていい、というよりは組織の多少の規律があったり、チーム感でのフォローや助け合いや相互の摩擦がある中でパフォーマンスを出したい、と感じているのではないか
・それなら「組織を積極的に作る面白さを感じて欲しい」と採用で働きかけるべきでは・・。という話です。
文章末尾のほうにありますが、
「表面的な自由を手に入れたい人で、実力がある人なら、いつでもフリーランスになれる時代です。わざわざ組織に身を置くからには、組織づくりそのものの面白さを感じてもらいたい。」
なんです。正に
「就職しなくても幸せになれるこの時代に、私は、おの会社で仕事をしたいのです」ですよ! フリーランスも幸せ、ただ、大勢のほうが喜びの度合いは増えます、100人いれば100倍うれしい、逆に悲しいときは100分の1までチームメンバーが支えるので緩和されます、ゼクシィのCMにびびっと来たのはこの理由です。1人で食べれるならそれでよくないのか?それが嫌な理由は何か? すごく似ているからこそ、1人ではなく大勢での多くの個性と能力を共にして大きいことや楽しい仕事をしたほうが・・と思うわけです。
特に優秀な方は。