ガラス張り経営、という言葉があります。
経営数字を経営者だけではなくスタッフにもガラス張りにすることで経営の見える化を図り、課題を抽出し取り組むにも全員の力を結集させる全員参加型の経営を行うことを言います。
京セラさんの言葉を借りれば、
時間当り採算制度では全部門の経営成績が全社員に公開されています。自分たちのアメーバの利益がいくらで、その内容がどうなのかが誰にでも容易に理解できるようになっています。一方、私たち一人一人も同じように心をひらき、オープンに仕事をすることを求められています。
見える化はすごく大事。
1、見える化
2、俯瞰逆算
3、PDCA の3つが実に大切。
ガラス張りは正に 1、見える化 であって、数字でわかること把握できることでようやく未来から俯瞰逆算して「今はここが足りない」と気付けます。 なのでガラス張りは最初の第一歩であってここさえもできていないと、まずはもって2、俯瞰逆算 3、PDCA は難しいという感覚で今は感じています。まずはガラス張りの経営、次に俯瞰逆算。
時間当たり採算もまだまだ完璧ではないのですが、経営数字はやっぱり嘘をつかないのでこの数字を過去からデータ眺めるだけで課題だけなら抽出できます、そういう意味だとまずはガラス張り経営。そのうえで、経営というのは聞くこととを話すことが90%の仕事、と聞いたことがあります。ガラス張りにしたうえで今の現状を伝えること、そして意見を聞くこと、頑固でも駄目、口下手でも駄目。素直で柔軟なコミュニケーションと他者の視点で物事考え
コミュニケーションできればほぼ正解と感じます。
クレアネットでもガラス張りの経営は進めて全員参加型経営でいこうとしていますが、肝心な数字の意味や理解などはまだまだで、ガラス張りの経営でしっかり見えるのですが、そのあたりの説明やKPIなどは私が積極的に伝えないといけないし、これを毎回PDCAでよい方向に引き上げないといけない、ここまでが経営者の役目、と思います。