マーケティングとは何?という部分から行けば、継続的に売れる仕組み、と簡単に訳します。
売れる仕組み、がマーケティング。とすればSEOもいわばマーケティング。昔ならサイトが少なかったのでサイトを作る自体がマーケティング。
この本を読んでいるとかなりの部分が、「実際にマーケティング担当になっていろんなことを勉強したからこそ、結構間違ってしまうポイント」のような部分を書いています。一番納得できるのは、マーケティングという言葉を入社間もない社員が使うと会社ではいい印象を持ってもらえない、というような企業文化の部分あたりです。簡単にいうと「偉そうにいうな!営業はそんなものじゃない!」という現場サイドの毛嫌い感です。
他にも、顧客のニーズを頼りすぎるといけない部分なども。携帯電話の機能のアンケートなど見て作れば高機能携帯になりますが誰も使えません。顧客に訴求ポイントが異なるわけです。同じようにアドワーズのキーワードツールの数字だけ見ても本当のユーザーが出てきません、その感覚と同じかも。
とにかくこの本は面白かったですね、ちょっと理論を知ったり経験をしてから読むと納得だらけです。