ドラえもんのようなものですが、漢字で書くと「呉右衛門」ごえもん、と読めます。こういうのを考えている時間は時間でいうとリラックスできる時間であり、生産性などの部分とは外れる時間です。
究極的には、『どの事業が社員1人当りの稼ぎ高が最も多く、どこの事業が社員1人当りの稼ぎ高が最も少ないかをはっきりと数字でつかむ」ことをしていくと、結構最も生産性の低い部門に大量の人員とお金と時間を使ってるなどはよくあります。
なので、生産性があがるほうに全てのシフトチェンジしがちなんですが、この辺の感覚値的にはそうはうまくいかないものです。人の配置転換であったりとか、営業での主力販売商品のあり方も含め、意識的に儲かる部門へのシフトをばちっと打ち出すには相当な決意が必要です。
というのも継続性や差別化など行えば行うほど、商材や対応人材の代替性がなくなるからであって、利益出る分野にひたすら時間や人員を投入できるほど組織は単純明快ではないものなんです、というのをようやく感じますしわかります。
そんなわけでこんなキャラクターを作ることも、考えることも必要なのではないかと思っています。必要な無駄、ブレーキの遊びの部分というか。サッカーで言えば厳しい練習のあとの楽しいジュースをかけたミニゲームみたいなものというか。