最近ですが改めて松下幸之助さんの本を読んでいて感じたのですが、先にも後にも仕事の姿勢という普遍的な部分は、時代は変わっても変わらない、という認識です。
偉大な事業家と同じように考えるのは失礼かもしれませんが、
「仕事は1つ1つ学校のように教えてもらうものではない。そんなことをしていると他のお店にお客さんが行ってしまう・・・。中略。
大将(幸之助さん)がこのようにしているのだから、自分も真似をしてこのようにすれば仕事はうまくいくのだ、と日々見ながら学んでいかないといけない。それが仕事を盗むというものだ」
まさにそう、なんです。
ローソンやコンビニのように、権限を明確化できればいい仕事はいいですが、そうでない仕事が増えれば増えるほど「盗んで考えて自分で応用」の力が必要になります。それは事業として、定型的な業務を完璧に行うことを主眼とするか、そうでない新しい価値を主眼とするかによって異なるわけです。失敗してもいいからやってみろ、という仕事とそうでない仕事の内容。
どっちがいいわけではありません。しかし、サッカーなんかではその場所・時間によって全て状況が異なり流動的に変化します。
わかっているのはセットプレーは40%、全ゴールの割合を占める、などだけ。それによって練習も変わりますが。
深い考えは抜きにしていえば、優秀な先輩、をつかまえてその仕事を盗み、同じ仕事をすればそれは優秀になります。
単純明快。