■ ミセスパンプキンさん「一流の育て方」
この本もログミーから。ログミー経由が多い気がする、「知性と、愛を感じ取る優しさ」こちらから。
あとがきにありますが、「にこにこ笑っていて読書好きで自分が好きなことと得意なことをわかっていて感謝する習慣を持っていて、他人の考えを聞く力があり、好きなことに打ち込んでいたら(その子育てに)大きな間違いはない」、これを会社に来た新人社員に置き換えていくといろんなものが見えてきます。
「全従業員の物心両面の幸福」など事業の目的でよく言いますが、その幸せの内容をしっかり考えてみていくと姿カタチが異なってきます。
当然お金の面という大前提がありますが、それ以外に何があるのかを考えると、
・自分自身の経験など成長機会
・顧客のために仕事ができている実感
・仲間のために仕事が役立っている実感
・他にも「やりたいこと仕事ができる」とか、機会があるとかいろいろあるはずです。会社を離れた社員が「振り返ってみて仕事をしている間はすごく恵まれた時間で自分にとって幸せだった」と言われる会社とそうでない会社の差はどこにあるのか明確ではありませんが、「親という字は木の上に立ってみると書く」などしゃれたこと言わずに手抜きせず、自分を律し視野を広げ知識や情報を得る努力を怠らないようにしないといけない、わけです。
仕事においても。言葉の1つ1つが仕事に通じる本でした。
読書感想文カテゴリ400冊超えになりました。過去累計でいえば受験時には落合信彦さんとか熱い熱い本を読んでましたし、社会人早々はドラッカーばかりだったので顧客の創造は今でも意識します。
なので累計は数千冊にはなっているのですが、マラソンと一緒で最近走ってないと体力は落ちてしまっているように、本も継続的に読んでインプットとアウトプットしないとすぐに力が落ちるような気がします。