カシオさんの「考える一族」

カシオさんといえばGショックですが、持ってる電卓はカシオさんでした、そのカシオさんの創業から今の成功までを綴った内容の「考える一族」。
まずカシオさんが兄弟力をあわせて大きくなっているという事実を知りませんでした。

カシオさんの兄弟、お父さんの樫尾茂さんを父とする「忠雄氏・俊雄氏・和雄氏・幸雄氏」の4人兄弟で、特徴ある兄弟でお互い役割を担いながら力をあわせてカシオから世界へ、様々な商品を送り出していきます。戦国武将の毛利元就の三本の矢という有名な話がありますが、（三本の矢＝毛利元就の3人の子供（毛利隆元・吉川元春・小早川隆景）に書いた文書のことで、「1本の矢では簡単に折れるが、3本まとめると容易に折れないので、3人がよく結束して毛利家を守って欲しい」という内容の文書です）ちなみに、サンフレッチェ広島の、「サンフレッチェ」は三とフレッチェ（矢の意味）です）まさにこの考え方に近いなと。

考える一族、という書名ですが、お兄さんは弟の学費を工面したり弟を助け、今ではしっかり弟がお兄さんを助けカシオを支えているということを知りました。
いろんな兄弟ありますが、兄弟仲良く力を合わせることができればそれはお互い気心知れてるので強い、そんな気がします。