『熱湯経営』大和ハウス樋口さん。
書名から『熱湯』なので読んでも熱い箇所が何か所も出てきます。やっぱり経営者というトップが熱くないとあかんです。冷ややかに評論家になってても何も始まらんので何でも最初に言ってやればいいと思いますし、そうでないと経営者の立場の意味がないわけで。
副題の「熱湯経営―「大組織病」に勝つ」大和ハウスさんでも大企業病が蔓延してしまう話も所々にありましたが、寄らば大樹の陰であったり会社が何のためにあるのか、何を究極の目標とするのかという経営方針やビジョン考えると、当然数値目標にも現れます。
やせたい、いいつつ、5㎏減とか半年期限とか数字切らないのと同じで、甘えれば目標も弱くなります。従業員の立場から、信賞必罰のスタンスで経営者になり結果を残した樋口さんの視点や考え方が多々わかります。経営者は熱湯でないといけません。