無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース
本屋でぱっとみたときに表紙の印象があまりにきつかったので、何度か見てしまうととりあえず読まないと、という感覚でした。
吉田さんは小さいときに片目を失明したり、アメリカでのビジネスでもいろんな失敗やどんでん返しを経験しています。
まさに裸一貫で進んできて成功した人、の本ですが、そんな部分だけではない、人としての本質が多く描かれているように感じます。
失敗のたびに支えになってくれた仲間や家族のこと、そして人もいずれは死ぬという少しだけ死生観が出てくることがより一層の濃い人生観が出来上がったのではと感じます。
来年あなたは死ぬ、となったとき、残りの余生をどのように生きるのか、来年出なくてもあと50年経ったら多分身体もボロボロで生きていても思い通りのことができないかもしれない。
前にファミリーの稲田さんから、「若いうちはどんどん進めばいいから」と言われたのを覚えています。
吉田さんもまさにそのようなことをいうような、なんとなく感じました。