ぼくはこの業界で働き始めてから、多くのスタッフと対話を重ねて行く中で思ったことがあります。
それは、この業界で働く人って、どんな人もこの仕事が誰かの役に立ってほしい、またweb特有の仕組みや方法、クリエイティブを楽しむ気持ちを持っているということです。だから、取引先の気持を汲み取って喜んでもらいたい、そしてwebの可能性を信じてまた未来に繋がるサービスを作りたい。そんな気持ちが自然と湧いてくるんだと思います。いつもブログを発信したり、人前で話をすることなどは全て思いを発信しています。ぼくは「こういう世の中を作りたい」と考えています、そのためには自分を見つめています。
「自分自身を理解すること」が最も大事だと思うのは、自分を理解して初めて、人を理解することが出来る。そして人を幸せにすることが出来ると思うからです。自分を見つめないとできることがわからない、できないことで人に関わってしまい不幸せにしてしまう、自分の輝く場所を間違ってしまう。どの世界でもプロと言われる人、最高の仕事をしている人は、自分自身と向き合って、自問自答をし続けている人だと思います。自分は何者で、これからどこへ行きたいのか。周りの人や環境には関係なく、自分の中に軸を持って生きている。その上で自分を磨き続けているんですよね。そういう姿勢が格好いい。
ぼくは心から格好いいと信じています。「自分をしっかり見つめることができること」。
成長産業の中にいてこの先も未来がたくさん変化して待っています。だからこそ楽しいと思えるような。自分見つめていくと、本当にやりたいこと自体が「こういった仕事をしたい」というよりも何役に立つことや誰かにとって役に立つことなど気持ちが幅広くなります。今日も実習生2名が実習期間を終えて巣立って行きました、ここでの経験が何か役に立つように、いつか勉強になったと感じてもらえるように、それがあるから受け入れをしています。あと、クルマの稼働率という話で、クルマ自体が24時間365日で言えば稼働して動いているのはたった3%程度という数字を聞いたことがあります。そういえばクルマ乗っても休みとかになればそんな感じですね、残り97%は車庫で眠っている状態だそうで。
そんな話を聞くと、会社にある書籍なども稼働は3%もないかもしれない、これは本にとっても損失だし、書籍を書いた作家さんもせっかくなら読まれる方がありがたいもの。実習生やインターンや会う人によく本など書籍をプレゼントしますが、97%眠っている以上に本は寝ているような気がします。それなら読んで「役に立った!」や「元気出た!」と思ってもらえる人に持ってもらうほうがいいなと、シェアリングなど言葉ではなく、「誰かに役に立つなら書籍も喜ぶ」かと思ってプレゼントします。
Oさん、Sさんお疲れ様でした。面白い企画も完成してます。