SNSが会社をツブす!を読んでみたら。
「ちょっとツイッターおまえやっておいて!」という上司を皮肉に言っているのですが、炎上の危険だったりリスクマネジメントのことでいろいろあったのでその辺を触れています。何よりも短歌や俳句でいろんな気持ちや心情を表現するくらい深く読み取れる語彙や文脈が文化としてある以上、いろんな誤解がいっぱい出てきますし、その辺の背景を知ればもっとツイッター140文字の中にも含みが入ってしまったりします。
そうはいっても、売上ベースで考えるよりも会社の広報宣伝としてSNSは効果的に働きますし、読んでくれているケースや見てくれているケースも多いものです。単発の特効薬的な部分も広告宣伝としてありますが、どちらかというと漢方薬的に持続した効果を望んで期待する情報発信が広報になるので、コミュニケーションをどのように図ってデザインするのか、と言う視点のほうが多いものです。
なので持続した情報発信が必要であったりストーリー性が必要だったりします、特に採用ページであったりなど。広告宣伝費に換算しないと理解できないというものでもないことと、誰にどのようにどれくらい伝わったのかがわかるような、そして数値化できるような工夫のほうがふさわしいという内容もありましたがまさにそのとおりです。
従来の広い人に見てもらう広告の意味から、自社情報発信に興味を持ってくれている狭いターゲットに対してピンポイントで伝える「狭告」概念なども浸透してますが、まさにこの狭告概念からペルソナ設定を行ってSNSで伝えていくと言うのは効果的に感じます。
時おり言いますが、「取引先のOOOさん向けに発信するとか考えたらいい」とか、「自分の叔父さんに向けた会社発信にしてみて」などの発想です。 目的と手段、目的が入ってくればその手段も考慮しやすくなります、広報と考えればなぜ写真が必要なのかも結論付けができるものです。SNSは会社を育てます。うん。