『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力という方程式の内容で成功と失敗の結果が決定されることを初めて聞き、心の迷いや疑いがすっきりと晴れました。
方程式の第一要素「考え方」、つまり人間として何が正しいのかが最も重要であると同時に、学生に対して理念教養、勤務努力、知識能力など多方面に渡る総合的な育成を行ってこそ理想の人材育成となることを知りました。』
『「教育」」の力が非常に大きい、ということを感じたのです。私は、「一人ひとりがいい教育を受ければ発展は無限だ」と確信して教育に携わることにしました。』
『もうけ話には乗るな。本当に儲かるのならその人がやって人に勧めないだろう。儲からない仕事を創意工夫と勉強と、それから一緒に働く仲間と力を合わせることによって儲かるようにするのが事業だ』
『普段の修練が非常に重要です。ビジネスの戦場における勝利は日々の努力の賜物にほかなりません。』
『真善美に対する信仰は、国の別もなく、だれしもが嘘偽りのない人や、真面目な姿勢で働く人や、人格の高い人を好きなのです。誠実で信用のある人はどこでも歓迎されると思います。』
『企業経営者が学ぶべき多くの美徳が経営者にあります。例えば、謙遜、実務重視、完成度の高い仕事レベルを求める、細部に至るまで品質重視、質素倹約、控えめな姿勢などです。』
『経営者と従業員の関係性は非常に近く「信頼し合って」、「親しみを感じ」るような親和性と風通しの良い職場を目指すべき』
『稲盛哲学を学ぶ最大の意義は、経営者自身の人生哲学を創りだし、従業員を導くための手段ともなることにあるのではないかと気付かされました。つまるところ、稲盛哲学は根本的に経営者自身の哲学なのです。』
教育=仕事、です。何を伝えることができるのか、仕事を通じて何を得るのか。
日々自問自答です。