松下幸之助さんを描いた本は多々ありますが、この本は外人の博士が改めて書いたもの。
客観性が外国の方ということもあって、通常の本とは少し異なります。
読んだあとの感想ですが、幸之助さんの家族は病気などで早くに亡くなっていたり、息子さんが病気で亡くなったり非情感が戦時のせい もあってかかなり出ているように感じます。
その点が経営感に色濃く出ているのでは・・。
人間知識よりも経験です、知行合一。正に感じます。
僅か10歳くらいで丁稚奉公として和歌山から親元離れて出てきた幸之助さんの価値観は、今の私などとは遠く異ならないわけがない、戦後も追放など被害にあってもまた復活する力。そのたびに経験をつみ、考えを固めたことなのでしょう。
困難に直面しているときに読むと勇気が出る本の1冊です。