この前にヤオハンの和田さんの本をブログに書いたのですが、こちらの本は側面からヤオハンの失敗を書いたもの。
物事の側面と真正面が明確に出てきて非常に面白い本でした。
何でも事象をどこから見るかによって異なります。
事実としてヤオハンは倒産しましたが、和田さんにどこまでの行動や実行力や考えがあってなどは当事者で無い限りわからないですし、当事者間でもコミュニケーション不足ではわかりません。ただ事実は事実。
批判的に読むものでもいいですし、興味深く読むもいいですが、成功も事実、失敗も事実。そこだけは大事です。
法律学を学び刑事訴訟を見ると、被告は検察からひどい言われようですし、弁護側はものすごく真っ当な正当な理由を述べます。大事なものはバランス感覚、です。何かを読むときは特に。