空気で人を動かす、波動拳みたいになんか出すような類ではないんです、場の環境作りという話内容です。
前に大阪セミナーがあったので行きたかったのですが別用で行けなくて、スタッフが参加したのですが、聞くとやっぱりすごいよかったそうで。非常に残念だったのですが、そういえば横山さんが新書出してたので買ってみました。
昔、年輩の小学生先生の話を聞いたことがあります。
小学校1年生などはチャイムが鳴ってもざわざわして席につかないのですが、先生が教壇に立ってじーっと子供たちを見つめるとそれだけで静かになるという話と、それでも少しざわついている給食の後などは、「ここ幼稚園?」と聞くそうです。そうすると、小学1年生がすっと静かになるという話。
勝手解釈ですが正に空気感です。ぴしっとする空気、学ぶ時間は学ぶ空気。わかります。この本ですごく響いたのが、人は人、自分は自分なので関係ないんですが、周囲を乱すような否定的な発言や無気力などの人物がいると、自分は関係ないとわかっていても「会社や上司はどうして放置しているのか?」と疑問に思うそう。これはわかります。空気を作るのも上司の仕事、これは面白く繰り返して読まないと、と思える本でした。