悪徳官僚に学ぶ戦略的ゴマすり力、タイトルにインパクトを感じます。悪徳な官僚さんもいますが、そんなにもいない気もしますがタイトルに釣られながら読んでみました、ゴマすり力の話です。
財務省であったり中央官庁の官僚さんと深い接点が頻繁にあるような場合には視点も異なるのでしょうが、メディアでいうような官僚が全て悪いようなことはないでしょうし、しっかりと社会や生きている人々のためになるような仕事なので、単なる私利私欲ではないでしょうし、社会全体を良くして国民生活を向上させようなど理念が必ずあると思います。
そこから、大きな社会的な利益を得ようと思うと、その周囲の人の納得が必要なので必然的に話を行うことや説得力が求められる、という流れ。タイトルだけ見ると悪徳イメージがつくが決してそんなわけでもなくて、太鼓持ちのようなおべんちゃらではなくて大きな利益のために背景にある理解を相互の立場を知った上で納得のいく妥協点を説明するだけ、そんな感じですし内容は非常に参考になるような内容でした。