阪神高速湾岸線のほうの堺から大和川越えるあたりの海岸線、走るたびに工場美というのに気付きます。工場萌えですが普通にみてみてください、ほんとにきれいなもんです。で最近出光さんの話が漫画になってて早速1巻読んでみましたが、改めて面白い「海賊と呼ばれた男」。出光さん文章では軽く見てましたがラジオ修理事業なども戦争後すぐなどは行っていたのです、その後事業の拡大、危機からの回避、成長へと続くのですが。
ラジオは戦後すぐでは滅多に出くわすことのない代物で、ラジオを通じてお笑いや音楽など、テレビもネットもない時代だからこそラジオが最も大きなコミュニケーションのものだったというくだりがありました。ラジオを修理してみんながラジオの音に耳を傾け、そして落語や漫才などの演劇、美空ひばりさんのような歌声を聞くということができたわけです。そのようなラジオを修理するというのは、人に感謝され喜びを伝えるすばらしい仕事だった、という内容の一文がありました。
クレアネットでは今でも仕事ではFM802のラジオをかけています。ツールは今ならスマホも電話もLINEもツイッターも何でもありますが、声ってほんと大事で、優しい声、明るい声、声のスピードやトーン1つで気分も感じます。ラジオでつながる、つなげる、ネットもそうですが、感情が入るからそこには思いがつながる。そんなコミュニケーションに添った思いを日々媒介として伝達したいものです、いいコミュニケーションを。
参考はこちら。
海外店閉鎖、引揚げ開始
「ラジオ修理販売は、全国主要都市に約50店舗を開設。将来の石油販売の拠点網づくりの布石となりました。」