何かをお願いする際には、抽象的なニュアンスだったり非言語部分で大きく伝わり方や伝え方が異なったりします。
「ちゃんとして」 言わない。
「きちっとして」 言わない。
「真剣にやって」 言わない。
「間違ったらあかんやん」 言わない。
「顧客目線でやって」 言わない。たぶん言ってもお互い負のスパイラルに巻き込まれそうな気がする。抽象的なことは言わずに「やったかやってないか」を意識したほうがよくて、コンビニのおにぎりの並べ方などは「正しい並べ方」を写真に撮影して「このとおり並べてください」と新人バイトに説明する、という話を前に聞いたことがあって、それはなるほどでした。わかりやすいし間違いも生まれない。そんなことで本を読んでも千差万別で意見聞いても感じ方が違うので伝える難しさはどこにでもあるのでしょうが、わかりやすい本は伝わり方もスムーズだなと思います。
そんな流れで、会社にもセミナー等で教えてもらったりもした瀬川さんが著書を書き上げ出版されました。『集客・検索のキーワードの選び方・使い方』。すごいものです。本を書くエネルギーと言うのはなかなかハードです、時間もそうですし伝えたい何かがないと出版まではできません。内容も吟味しましたが事例もたくさんあり、これは非常にわかりやすいのでお客さんにもプレゼントしたい本の1つです。わかること、伝えること、全く違う意識必要ですが、だからこそわかりやすい本というのはすごいなと。