仏作って魂入れず=仕上がっている物に、いちばん大切なものがぬけていたらどうしようもないということ。
取引先の会社の社長がよくいうことわざですが、これは家なんか当てはまります。
リノベーションに関する本を読みました、著者のマエダハウジング前田社長にはいろんな経営に関する話をいただいたこともあり、話の内容と本がぴったりリンクして内容がすっと入ってきましたが、リノベーションがなんでいいのかの部分を考えていくと正に「家は誰のために何のためにあるのか」というところからの話になるわけです。目的ぶれると手段もぶれます、家族にとって住みやすい家がいちばんいいんです。仏を作っても家族と言う魂がないと家も家の存在意義がありません。手段としての借り入れ関係の話や税金などお金の話もありましたが、「無理のない予算で世界でたった1つの自分たちの大好きな家を手に入れる」という帯の言葉も納得。リノベーションの際には参考になる本でした。