ウォール・ストリート・ジャーナル ザ・マネジメント読了。
読んだタイミングがいい時期ならもっと感触が異なったのかもしれませんが、最近読んだのでなるほどはたくさんあるのですが、多少大きな驚きや納得は少なかったのかも。
何気なく「100万回泣いたねこ」を本屋で見つけて読んだのですが、あれは年を重ねるたびにネコの悲哀と何のために生を受けたのかと言う自問自答が増えるため、受ける感動はより大きくなりますので、タイミング違えばより違うのかもしれません。読みやすかったですし、基本的なベースなど書いてもらっているので良かったと思います。
世界標準のリーダーと聞くと誰?なのですが、そのようなエッセンスをなるべく拾い上げたもの。
ところで田中角栄さんのことば。
私が田中角栄だ。小学校高等科卒業である。われと思わん者は、誰でも遠慮なく大臣室に来てほしい。何でも言ってくれ。上司の許可を、いちいち得る必要はない。できることはやる、できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が背負う。以上。
— 田中角栄bot (@t_kaku_ei_bot) 2014, 3月 13
政治とは自分たちがメシが食えない。子供を大学にやれない状態から抜け出すことを先決に考えねばならん。理想よりも現実だ。政治とは何か。生活である。
— 田中角栄bot (@t_kaku_ei_bot) 2014, 3月 10
ちょうど角栄さんなどの戦後政治や経済の話を読んでいたので、今はこちらのほうがぐっと来ます。
経営は何か?生きることだ。生活である。メシを食うために食わせるためにある。仕事がいやなら他の仕事を探せばいい、野垂れ死にすることなどまずない。やる以上は手を抜くな、がむしゃらにやれ。
日本電産の永守さんのような、歯切れがよく、心にしっくり来ます。競走馬は走れなくなると馬刺しになるかもしれません、人間は馬刺しになりません。そんな気持ちも大事ですね、「ウォール・ストリート・ジャーナル ザ・マネジメント」のような本には全く書いていませんが。