研修生などに、どんなことをしたら就職に有利かとか話になったので、ウェブ解析士認定講座について書いてみます。画像は「初級ウェブ解析士認定検定合格」
直接的にwebそのものや制作やリスティングとは関係ないのですが、時間と興味があったら「ウェブ解析士認定講座・検定」を勉強しておく事をオススメします。これは一般社団法人ウェブ解析士協会が提供しているトレーニングプログラムで、ウェブ解析士認定講座・検定の名のとおり、アクセス解析の用語の意味から利用法、ROIとかCPRなど広告の最適化やログから改善の手法などを学ぶことができます。
受験資格はないので少しの受験費用だけ持っていれば誰でも無料で受験・勉強することができ、どのような仕組みでウェブ解析されているのかを知ることができます。絶対必要な知識と言うわけではないのですが、一通り勉強しておくと広告主側の考え方や、ログの発想など理解できるようになるので就職の際に資格の1つや改善の仕方などで知識をアピールできて活用できるかもしれません。
問題は試験時間は60分。出題数は65問、四択問題で、パソコンを使った試験で、問題は各カテゴリ毎にランダム出題されますので割と幅広い知識が必要でした。合格基準はちょっとわからないのですが、70%~80%くらいできたら合格になるのかなあ、と思います。受けた試験では総合スコア: 83だったので。
初級ウェブ解析士認定講座・検定の傾向と対策
正直、テキストを購入してひたすら読む、時おりある4択の問題を読んで間違ったら理解して覚える、をしていました。というのが、範囲が過去問などないのでわからないのと、合格ラインがわからない、内容的には広く浅くという感じですが、テキストさえばっちりできたらそれでOKなんだろう、後は出たところ勝負くらいに考えていました。ログ分析用語の定義から広告の配置方法、効果的な運用方法などや、現在のメディアなど一般教育的な基本的な部分が出題されれば何とかなるかなと思ってました。
テキストで学ぶしかできないので、1週間前に買って、とりあえず買ったときにはちょっと読んで目次みて何となく判った気になって、結局仕事であまり時間とれずに、試験当日の朝に2時間くらい気合で読み切る、でした。対策としては、テキストにわからない箇所に赤線引きながら実際に使ってみるのが一番だと思います。試験は暗記問題ではないので、内容が理解できていれば解答できるはずです。
合計2~3時間+分からないところだけチェックしてたので読み直し、という感じで勉強してどきどきながらにチャレンジで受かりました。
ぶっちゃけ、一回受けてみて、「テキストの問題そのままぽい」と感じたりもありました。ただ電卓問題計算が少しあって、理解できてる自信がありませんが・・。合格すると試験終了後すぐに管理画面から結果が出ます、上部にあるような画面です。やっぱり合格は嬉しいですね、ちょっと自信がつきました。(受験宣言したので落ちたら恥ずかしいことこのうえなしでしたので) 試験受けてみてもっとしっかり勉強していればなおよかったなと思いますが、解析士試験の目的である
「ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する以下の基礎知識を習得、共通の用語認識の基に、営業・制作・開発・社内ウェブマスター業務等の遂行・業務効率化を可能にする。」事に少しだけ近づけた気がします。リスティングの考え方や、SEOの考え方などぴったりあっているので、試験は本当に学ぶことで力になったなと思います、まだまだですが。
>> ウェブ解析士試験について