●セレッソ・アイデンティティ 育成型クラブが歩んできた20年
セレッソの本が出てました、セレッソはさくらと言う意味で大阪市の花だそうです。よく言われますが、ガンバとセレッソどっち応援してるの?聞かれますが、ホームの場所で変えてます。長居ならセレッソ、万博ならガンバを応援してます。できたら両方が1位・2位なんかを争ってあとは京都サンガとヴィッセル神戸が3位4位などならまさに関西祭り。
そんなことあるんかなとか思いながらJリーグをみてたりするわけですが、最近は香川だけでなく清武もキムボギョンなど海外にどんどん羽ばたいていきますし、日本代表でも柿谷や山口蛍なんかどんどん活躍してます。そんなセレッソをヤンマーの時代からみていた筆者がまとめたセレッソの歴史。
読んでいると思い出します、いろんなことを。2000年のセレッソがこの試合で勝てば優勝のときに、最後の最後にフロンターレの選手がシュートを決めて負けてしまい優勝を逃した試合、スタジアムでみてました。
「おい!空気よめよ!」と怒っていたおじさんを覚えています。あの頃から今までプランがあって育成を行い、今開花してきたセレッソのさくら。大きなビジョンとそしてそのビジョンに添ってみんなが動く。
中でも、海外に行くことが決まった香川と寮長さんとのエピソードは心を打ちます。ご飯を作ったり面倒をみたりする寮長さんは若い選手の心の拠り所、その寮長さんが「ウサギとカメ」の話をしたり、サッカーが上手である前に、プロ選手としてどれだけのスタッフやサポーターの想いを受けてプレーを行うのかなど、人間としての話をしているのを読んでここに土台のしっかりした人間形成ができあがっているセレッソの選手の強さを感じます。
今度舞洲の練習見に行ってみようと思います、練習終わってもファンにサインなどを書くセレッソの選手がみれます。
ちなみにキンチョウスタジアム、最高です。選手の声やバチバチ当たる音が聞こえます。
>臨場感あるキンチョウスタジアムのセレッソ
ほんといいです。キンチョウスタジアム。
でもって金曜日の報道ステーションでも出てました、セレッソの逸材丸岡選手がドルトムントに移籍の報道があって、そのときにセレッソの選手育成のために作られた『ハナサカクラブ』と言うクラブのこと。ハナサカクラブでは、1口3000円でセレッソの若手選手の海外遠征のための育成資金を募っていて、そのお金でドイツに遠征に行った際に丸岡選手が向こうで認められたそう。チャンスがあっても結果が出ないのは論外ですが、実力があってもチャンスがないという昔よりもほんとにいろんなチャンスが満ち溢れています。活躍期待です。