■ ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男
任天堂の横井さんの「枯れた技術の水平展開」が描かれている本です、読んでドンキーコングは知ってましたが、「タイムショック」も任天堂で横井さんの関わったものとは知りませんでした。タイムショック小さいときにした記憶がありますし、結構ハラハラしながら遊んでいたのも覚えています。クリエイティブなゲームを発想するには難しいことを考えることも必要ですし、ゲームはいかにあるべきかという部分からの発想があるべき(あくまでべき論)なのかなと。
楽しむことができる、それがゲームとしたら、大人になってもう数十年もボール1つを枠の中に入れるゲームで楽しんでいますが=サッカーやフットサル サッカーなんかはゴールがなくても服を2つ置いて、服と服の間を通ったらゴールというルールで広場があれば遊べます。花札、トランプ、将棋、囲碁、1人で遊ぶものもゲームですが対戦や遊ぶ相手がいるからゲームは楽しい、競い合うのもゲーム、勝ち負けがつくのもゲーム、みんなにすごいと思われるのもゲーム。
読んでいて印象に残ったフレーズなどは、少しニュアンスを変えてますが、
「遊びを楽しむのは子供も大人も同じ。面白いことを面白いと感じるのは昔も今も変わらない」
あと任天堂の山内さんの手腕や経営が少し描かれていて、花札・トランプの仕事をファミコンなどの前にしていたのが任天堂ですが、東証1部などに上場させていてさらに若くして経営に就いていることから相当凄い人、だったそう。そこまで知らなかったですが、山内さんあっての任天堂、なのかと。