クレアネットの代表ブログ

マラソン・トレイル

初めてのフルマラソンと仕事の関係について

秋にもなって季節感はいよいよマラソンの季節になってきました。夏の大阪37度の中でマラソンすればさすがに倒れる人も多くでそうと思われつつも、夜の熱帯夜の中を汗だくで千林大宮から蒲生四丁目(通称がもよん)までの1号線などを駆け抜けて少しずつ持久力をアップさせてきた成果を発揮させるシーズンになってきました。

いつものように、マラソンの季節だと思った瞬間には既にマラソンエントリーが終わっているという惨事をまたも受けてしまい、11月の西宮甲子園スタートのマラソンは7月にエントリー終了、結局エントリー現在出来ているのは毎年エントリー中の三田マスターズマラソン12.15。過去は走る男森脇健児と15kmくらいまで並走したものの最後のスパートに負けるというレース展開などを繰り返し、ラップタイムは1時間29分が最高記録。

なんで走ってるの?なんか言われますが、「逃げ足を早くするため」では面白みもなくなってきたので、正直に「結構走っている社長が多いため」と言っています、さらに走っている社長さんは年上なのにタイムはかなり早い、そしてそのタイムをツイッターやフェイスブックに載せている、リア充ぶりが多少羨ましくなり走ってます。たぶんその方たちが「この時計でいつもタイムも測ってトレーニングしてます」など出せば確実に買います、ステマにすぐやられそうな勢いです。

で題の初めてのフルマラソンなんですが、3年くらいまえの丹波笹山ABCマラソンが初挑戦でした、ハーフマラソンにも慣れてきて21kmの壁をそろそろ突破しようと考えて挑戦したのがこの丹波笹山マラソン。ちょうどかつみ・さゆりさんがやってきて応援してた大会だったのですが、初めてのマラソンということでちょっとした緊張と大きな失敗もたくさんしたので思い出してみます。

まずマラソン初挑戦ということだったのですが、一応完走だけはできました。42kmを走るというのは大阪市民なら三宮まで、神戸市民なら梅田まで走ってくるような勢いと考えれば新快速で20分やん、と思われがちですが結構遠いことはこのうえなし。ただハーフマラソンを何回か完走もしているとハーフの倍を走るという単純計算で根拠がない自信を持って走ってしまったわけです。練習でも走ったことなければ21kmは走っても30kmは走っても42kmは一回もない、となると、人間の身体にどんな支障が出るのかあまり理解していない。その状態だったので、21kmを過ぎてラップタイムが1時間40分ちょいだったので、「これは結構いけるな」と思って進んだ瞬間、

「膝が崩れる」

悲劇に襲われたわけです、ほんとに崩れるように「がくっ」と膝に来たわけで、今まで体験もない痛みと力が入らない違和感で、頭の中は「???なんじゃこれ??」状態。走るたびに膝に激痛が来るので、膝が崩れたあと100mくらい走り、「あ、これはやばいかも」 しか頭に出てきません。そうなると後は意地と根性の世界だけです、痛いけど走る、折れてないので走れる、とにかく歩かない、ゴールまでは辿りつく、こんな頭の思考回路に変更して完走することだけを目標設定に変えました。21km残りをこの痛みのまま走るのか、さらにコースも初めてな分イメージわいてないので気合と根性だけを頭で考え全身に流す作業を地味に繰り返すわけです。

マラソン走っていると終わったあとのビールがうまいとか言いますが、走っているときは苦行ですし、足の痛みに耐えながら走るのはこの痛みから解放されたい以外はあまり考えてないような気がします。考え方の因数分解法なんかで、残り20kmと考えないで、100mを200回繰り返すだけだから大丈夫、など細かく目標設定するのですが、200回100mもかなりきつい。南森町駅からファミマまで400m、それを50回往復など考え方を変えますがあまり変わりません。そして何とか走っているうちに公道を走っているので「時間制限」というものがあることに気付きます、要所要所に関門があって決めたタイムに通り過ぎないと強制撤収されます。そしてバスに乗せられてゴール会場に連れて行かれるという正にドナドナ状態になるので、それだけは何とか避けたいという前に進むも後ろから見えない何かに追われるような状態だったわけです。そんなこんなで、予定では4時間くらいかと思いきやまさかの5時間ぎりぎり、制限時間が5時間のレースなのでゴール前ももうスタッフさんが撤去し始めたような中何とかゴールできました。

初めてのフルマラソン、かなり想定外でした。
原因は予想もしてなかった42kmから来る身体に与える負担を理解してなかったこと、に尽きます。サッカーとは違います、最近感じますがサッカーだと練習しても試合しても45分ハーフがせいぜいなので2時間以上くらい走る機会ってないんです。要するにそのあたりが限界ライン。

というわけでタイトルに戻りますが、仕事も同じだと思うわけです、マラソン自体が。正直マラソンなんてしたことのある人もいませんが、実際に走ってみると走りきることができたり、気合と根性で膝がパキパキでも21kmを返り3時間かけながらでも達成までこぎつけるわけです。マラソン準備をしっかりネットで調べて準備しても、前日にお酒を控えて朝にバナナ食べても、どんなハプニングが起きるかわからない。そんなプロセスに面白みだったりとか価値があるような、マラソンも仕事もそういったことを楽しめることがいいのではと思うわけです。

準備不足だからとか、うまくいけるかどうかわからないとか42kmを走りきれるかどうかは置いておいて、まずは走ってみては何かが見えてきます。あとマラソンはみんな勝者、タイムが早い遅い、自己新でたなどあっても、完走した人はみんな笑顔でいい表情してるのがいいと思います。仕事も終わった後の達成感がいい、仕事もマラソンも似ているのはそんなところです。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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