会社というのは想いを1つにした集まり、というのは当然なんですが、会社を英語で言うとcompanyと言います。
このcompany=カンパニーの由来が、「共にパンを食べる仲間」という意味だそう。このように書くとなんか パンかにーって言いそうになりますが、comというのがこれに「e」がつくと来るという意味になるように、集団や帰属などの意味内容があるようです。
盛和塾でもみんな全ての事業において最も大事なことは、「全従業員の物心両面の幸福追求」と学びます。要するに会社の中にいるみんながよくならないと全てうまく行かないと言う話なのですが、最近ようやくそのあたりの意味が腑に落ちてきました。従業員満足なくして顧客満足ないわけで、仕事の中で顧客満足を追求するのが当然ですが、その前に従業員満足がないというわけです。ES(エンプロイヤーサティスファクション)なくして、CS(カスタマーサスティファクション)なし、というものです。
パンを一緒に食う仲間どうし満足するのがカンパニー。そこが満足できてようやく顧客満足への進めるわけです。会社を通して仕事を通して成長したり幸せを感じてない状態であると継続的な顧客満足度の高い仕事は難しい、というわけです。盛和塾ではこの全従業員の物心両面の幸福を追求する、という会社理念は最も原点と言いますし、ここがぶれないこと。これが大事であって、その軸をしっかり見たうえで仕事に取り組むことが大事だと、何度も何度も聞いたことがある言葉ですがいろんなことを経験しながらようやくしっかりと頭で理解し、身体で理解し、その理解を体現できてきたような気がします。
会社と考えることも大事ですが、会社を1つの船に乗っていると考えていけば、みんなのために帆を張る人もいれば、天候や前方を監視する人もいれば、食事を作る人もいれば魚を取る人もいる、その船の中にはいろんな人がいて1つの方向に船が進んでいく、そんなイメージが生まれます。ライバルの船もあれば、天候が悪くなって雷が落ちそうになるときもあります、気付くと目の前の岩礁にぶつかりそうになる場合もありますが、共にパンを食べる仲間同士、必死に力を助け合わないといけないわけです。
今会社には研修生が来て一緒に仕事してますが、研修生は船の中で言うとお客さんのようでお客さんではない、途中下車が決まっているけど一緒に船に乗る仲間、ちょっと仕事に慣れてないけどいろんなことに興味を持って仕事をしてみたいという意欲のある仲間、そんなイメージです。研修生ブログなんか見るとそんな感じですね。