特捜部が最も狙う極悪人か、もっと不幸な善人か?平成23年2月に鬼頭和孝さんが書いた本です。プロローグから始まり、中澤秀夫の所得税法違反で一斉査察、という見出しに始まり、ロシアのソチに人工島を造る、特捜の狙いは久間元防衛大臣か、など犯罪者の言い訳とはもう少し異なる部分まで踏み込んでいて惹きこまれる内容です。コリンシアンパートナーズというこの著者の鬼頭さんが関わった会社で行った、グッドウィルグループに関する380億円の事件ははっきりした真相はわからないのですが、いろんな意味にでもとることができる内容の本でした。
「現在、特捜部という魔物に遊んで頂いているところです。白を黒くしてしまう魔法は段々衰えてきておりますが、いまだ健在です」というツイッター。
>>鬼頭和孝さんツイッター
>>鬼頭和孝さんフェイスブック
鬼頭さんのフェイスブックには「請求の趣旨の変更申立」などの訴訟関連資料も出てきます。すごいな。