「シブすぎ技術に男泣き!3」をよんでの感想、をスタッフに書いてもらいました。
気付きがあったようです。
「シブすぎ技術に男泣き!3」を読み、さまざまな方の体験を見て感じたことはどんな経験も無駄にはならないということです。
この本に登場している方達は、当然ですが最初から成功していたわけではありませんでした。
色々なことを経験し技術を得ることで会社を支えるような力をつけた人、技術を持ったことで自分ができること、やりたいことを見つけた人ばかりです。これを見ることで改めて、どんなことにでも興味を持って手を出してみることの重要さを実感しました。
私は現在、WEBサイトやコンテンツの製作を勉強するために学校に通っていますが、最初はサイトのデザインの仕方、コーディングとはどうやってするのかなどの作るという技術さえ憶えてしまえばそれで仕事ができると思っていました。
しかし、インターンを通して幾つかの会社に行き仕事をさせて貰うことで他にも必要なことがたくさんあることに気づかされました。
特に思い知らされたのは、自分のためにモノを作るのではなく製作を依頼してくれた方、あるいは製作したものを見たり使ったりする人のために作るということです。これはどんな仕事でも当然のことですが私は実際にインターンで仕事をしてみるまで気づくことが出来ませんでした。自分の好きなデザインや文章構成をどうしても第一に考えてしまっていたのです。しかし、本当に必要なのはどんなデザインをすれば依頼者の希望を叶えられるのかや、多くの人がサイトにアクセスしてくれるかを考えて製作をしなければいけなかったのです。
この本でもただひたすら技術を磨いているだけでなく、どうすれば売れるのか、こんなことをすれば依頼者は喜んでくれるのではないかなどを日々、考え進歩している方ばかりでした。そしてそれはどんな職種でもしなければならないことで、決して怠ってはいけない仕事の根幹の部分だと感じました。
何か一つのモノを作るのにも、それを完成させる過程では多くの人や企業の努力や協力が必要です。そして作るにあたり必要なことはそのモノはどんな人が求めているのか、こんな人がいるからこれを作れば需要があるだろうなどといったユーザーの意識を考え、組み込むことだと思います
。私も今していることはどんな人に需要があるのか、あるいはどうすれば依頼してくれている人にとってのメリットになるかをより明確にできるよう努力していこうと思います。また、これまでしていたこと、これからすることをその時だけに必要な技術だと思わずに、きちんと憶え出来るようになり、この先の何かで役立てることができるようにします。