あるエピソードを。
トロイの遺跡という古代ギリシャの遺跡を発見した人物がハインリッヒ・シュリーマン、なんですが、エピソードの話として考えた場合に、遺跡を発掘するには一体何が必要か?という話です。
・ツルハシ
・スコップ
当然必要なのですが、その前に遺跡を発見するだけの資金が必要なんです。
このシュリーマンは考古学者かと思いきや、実は事業を興しており実業家という立場で、さらに考古学者でもありました。もともと実業家ということもあって資金が自分で用意できたので考古学者として研究することができたのかもしれません。結果トロイの遺跡を発見し、シュリーマンは名前が有名になりました。
目的と手段を考えた際に、実業を為すことが目的なのか、遺跡を発掘することが目的なのか明確にしないといけませんが、遺跡を発掘したいから実業をしっかり行うというのもこれもこれで1つの考え。遺跡を発掘したいから実業なくして学者になるとお金の工面ばかりが気にしないといけなくなります。仕事も一体何のためにしているのか、顧客のため、というところが原点になれば、一本筋が通っていくのと同じように感じます。
ハインリッヒ・シュリーマンとジョセフ・シュガーマンなんですが、シュガーマンはマーケティングの方でした、名前が出てこず混乱するとこんなこともあります。
ハインリッヒ・シュリーマンとジョセフ・シュガーマン、全く違うんですが。