議員定数不均衡訴訟、というのがあります。これは議員1名での有権者数が都会と田舎だと不均衡なので、そんな選挙は無効だと言う主張でして憲法14条の平等を根拠とした訴訟です。
確かに普通で考えていくと1:1がベストですけど、実際には、2:1とか3:1とか4:1とかになってしまってよろしくない状態になったりしてしまいまして、そのたびに訴状があって、4;1はあかん、とか、参議院は多少緩くていいけど衆議院はあかん、とか、あかんけど選挙無効は民意の反映だから言えませんとか、まあそんな感じでずっとやってるわけです。いちおう法学部卒なので基本知ってるやつです。
ただただ、この議員定数不均衡訴訟をいったい何某がやってるのか、ですが、もちろん弁護士さんがやっているわけですけど、これ勝訴してもお金がもらえるものでもないですし、そもそも誰に勝訴かという話で普通よくある被告がどうこうというものも基本ないんです。立法と言えば立法、行政と言えば行政ですけど、違憲だから損害賠償、にもならない、ほんと特殊なものでして。
今の今になって、この訴訟自体が「国の選挙制度をよくする」ために、久保利先生や升永グループ先生たちが戦っているということを知り、少し感動を覚えました。言えばボランティアですし、戦って勝利したところでというのもありますが、日々この訴訟を行い違憲を獲得することで国会や行政に対する抑止力になりますし、1つ1つの判断基準が国をよくしていく、いわば国のため、みんなのためにやる戦いなわけでして。
久保利先生はファッション派手でキレモノ弁護士さん、というのは知っていますがこういった活動もされているとは知らず、これもこれで初めて知ったのでびっくりしています。憲法ではたんなる「1票の格差」とか、議員定数不均衡と学びますが、今の今になって久保利先生たちの尽力なんかと気付き、ひたすら感銘です。世の中には知られなくても立派な人がたくさんいて、それを知るたびに頭が下がり、感銘を受けますが、実際の記事の社員見ると久保利先生独特のすごいカラーリングファッションで際立っていたのですぐ気づきました。
衆院選無効求め提訴 「1票の格差」違憲主張―升永英俊弁護士ら (福岡高裁) https://t.co/d63xr5cm4Q
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) October 28, 2024
久保利「株主総会」依田「一番最初はヴェルファーレでやりました。行ったらこういう服装した弁護士が後ろにいる。暴れるわけにはいかない』久保利「わりとうまく終わったんですよね」久保利英明×依田巽 クボリチャンネル第2回公開しました。みなさまぜひご覧ください。 pic.twitter.com/dj4n39U1jV
— 久保利英明 (@kubori_hideaki) January 17, 2022
久保利先生すごい。