那智山は、青岸渡寺隣の熊野那智大社や飛滝神社の那智の滝のように、自然の宝庫で山々が連なる場所で、神仏習合の一大修験道場を確立しました、
すべての人々があこがれ願う浄土、ということで那智大社の真横に青岸渡寺があります。今日は晴れ晴れですが夏場になって梅雨季節などに来ると雨と霧に覆われて、神仏の霊域と思わず感じるような景色になります。吉野に玉置神社という神社がありまして、168号線を山に入ってかなり奥に玉置神社があられるのですが、修行でそこまで歩くなどもしているそうです。
ちなみにこのときの三重塔は現在修理中でして残念でしたが、この青岸渡寺から眺める那智の滝だけでも十分に値打ちあると思います。
今は三重塔の改修は完了しているようです。
ホテル浦島さんにも外国の方が多数おられましたけど、那智勝浦も青岸渡寺も那智大社さんも多くおられてなかなかびっくりします。季節も夏バカンスのシーズンではないのですが、非常に人が多くて正直言うと嬉しいです。世界にこの那智勝浦のすばらしさを知ってもらうのは嬉しいですし、さらに、熊野古道に惹かれるということは日本の歴史や神道や心にも通ずる俗物的ではないものへの興味関心あると思うので、とりあえず那智の滝を見れば、自分の俗物的な人間的な自分勝手な邪念が消えるような気がします。
大阪に帰り、飯を食べ酒を飲み、業務に追われ日々生きるとあっというまに邪念もまた元通りになるような感もありつつ、これはこれでまたよしです。