■ 孫家の遺伝子~ソフトバンク孫さんの弟泰蔵さん ■
最近ソフトバンク孫さんの弟泰蔵さんの著書を読んだ関連もあって、芋づる式に出てきたのがこの、「孫家の遺伝子」という本。
この本は孫さん一家の話が出てくるのですが、文脈上の感触と内容がイメージがしっかりあいます。孫さんのお父さんも実業家だったわけですが、そういったご商売のことをしっかりやっているお父さんを見て今の孫さんやこの泰蔵さんもしっかり育ったようです。
またこの孫さんのお父さんも、実業家の中でもいろんなご商売をしていろんな成功を収めた方だったようで、いろんなご商売を通じて商売道を学んでいたようです。ご商売において最も大事なのは、極論までいけばやっぱり三方よし、というようなみんないい関係を作ることだと思います。それはお客さんもそう、売り手の自社もそう、従業員もそう、そして未来のお客さんとなる人もそう、世間もそう、などというような発想は、孫さんが小さいときからあったようです。
根本がしっかりあるからこそ、そのうえに事業を考える豊かな発想が生まれる、そういった家庭の環境つくりが実にしっかりできていたのでしょう。そういう意味だと教育環境が充実していたのだと、改めて読むと実に感触でわかります。後天的な要素と先天的な要素、そう考えると環境つくりがほんとに大事ですね。