鹿島アントラーズが小学生以下は無料、「全国の小学生以下のお子様全員が、カシマスタジアムで開催されるホームゲームの一部席種において、無料で観戦いただけます」というプランを打ち出しまして好評なようです。近くなら行くのですけど遠いから行けない鹿島スタジアム、どうせ子供が来れば大人も付き添いになるのでこれはまあうまいやり方だし、子供同士できたとしてもサッカー熱のある志高い少年でしょうから潜在的には鹿島ファンになっていくはず、みたいなところです。
当たり前ですが企業も事業も今が大事ですが、1年後を見据えて手を打つことも実に大事です。一期一会なのですけど1年後の顧客に真剣な対応を行うことは決して負け戦でもないので、中長期的に見ることは実に大事。Jリーグも30年経ったのでこういった取り組みもできるわけですが、種を蒔くというのはこういった顧客育成をしっかり行うことであってと思います。短期的には多少うまくいっても中長期的に持たないのはこういった視点ですし社歴が浅いとなかなか気付けないからこそ、上の人が育成を意識した活動や行動を率先しないといけないのではと思います。
決して慈善事業ではないのですけど、無理を承知でやるとか業務外とかおかまいなしにまずは完遂させるとか、土日も関係なくフル作業してやりきるとか、イレギュラー対応ばかりやるのもこの辺の感覚が強くあります。投資とかでもないし慈善でもないけど信頼を掴むには、ほかの人がまずやらない虎穴にぶっこむのが大事、思考なので。
オリックスなんかもその1つかも、しょっちゅう子供フェアやってて今年もやるけどまあそんなものなのでしょう。それか本体が黒字なので余裕があるからというのも大きい。