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製造業から金融業に変化させてみた思考方法

このIT業でも多面的に物事を見れるので、その思考方法によって定義づけも変わってきて面白かったりします。
たとえばモノヅクリ精神で考えれば製造業になるので、デザインを作る、プログラムを作る、で製造過程と一緒なので多能工がいいとか原価計算とか「ザゴール」の書籍発想がしっかり合うなどまあ感じているわけです
。人員なんかも製造現場の規模と同じなのでPRみたいにもなるわけでして。ただし、製造業になるとベテランもいるわけで新人がミスするとベテランからスパナが飛んでくるようにまあ叱られます、ド素人が手を出すな危険なんだ、みたいな間隔だったりですし、顧客側も新人に任せたくないわけで金払う以上プロの仕事してくれとまず思うはずです。新人や初心者など仕事できないと怒鳴られるの当たり前で、ある意味メンタル弱い人だと怖いかもしれないですが、排除できるシステムになっていたりします。

なので、製造業から製造業感覚はまあ合いやすいと思います。
他で言えば、ただ製造業といってもメーカーの企画職なんかは多少キラキラした感じあるので似てるところもわかりますが、かなり異なってきます。販売経路が代理店販売なってたり小売店に卸すだけだと、PRや企画はtoC向けだけど担当は業者なのでまず成果指標が出てきませんので、改善も課題もあまりでないんです。そうなってくると視点が内向きになりますし、キャリアなんかも見につけづらさが出てきます、製造現場や販売現場など数字出る部署からすれば「ふわふわしてあいつら何やってるの?」と思われがちにもなります。

まあ会社として数字も出れば、たいしたキャリアないのに昇給にもなるしいいのでしょうけど、うちのような他業種へのアプローチと多角的視点必要な業務だと、すんごく戸惑います。
「あわないです」とも思うし、「企画でも自社と顧客で幅広すぎ」とも言われます、アパレル業メーカーで経験職さんがそんな話しててすごく納得しました。「今後派遣キャリアくらいしかないのに」とぼやいてて、プライドが許さないのもすごくわかるし、まあ一回頭リセットするして再構築しかないので、話聞きながらまあ大変でしょうなあ、と感じてたものです。

toB業務、業界知識やそれぞれの担当者ごとに変化必須であって、足を使った業務や、人を売る業務、自身のブランド力など個人として成長が要求される業務だったりなので、前職経験があんまり合わないケースが多いのです。さらに、メーカーさんだと企画も外注、さらに広告代理店を使うだけだったりで、知識も経験も増えないどころか、すんごく偉そうになってしまうキャリアになるので、ほんとに大変だったりするんです。自分で動くとか取りにいくとかやる癖がない場合の悪癖はなかなか取れませんので。

そんなわけで、頭の思考回路をぽちっと変えて仕事するんですけど、製造業でなく金融業とした場合には、常にお金が顧客と自社との間で走ったりする必要があって、顧客に信用を貸しているような状態でその分の差益を多少いただくそんな形になります。いわゆる代行業務なんかも仕事を通じて多少の手間賃をもらうものですし、そう考えると顧客の大事な情報を管理しているとなるので銀行がお金を保管するように、管理保管する業務という発想にもなります。売り掛けなので多少金融になってますけど、そういう仕事意識持てば作って終わりにもならないのと、サービス業発想も出てきます。ホストが顧客のツケを自分のカード切って支払いさせてたので金融業だった、みたいなことを聞いて「なるほど!」と思いましたが、(今は違うようですけど)発想の転換結構いいです。

ちなみに写真は田辺市で一番きつい坂と思う、念法寺の坂。人生には3つの坂がありますがのうち上り坂、下り坂、まさか。まさかのときの保険も金融業。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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