かに鍋スープ雑炊仕立て、を飲んでみた
かに鍋スープ雑炊仕立て、妙なぬくい缶ジュースにチャレンジしてみました。かに鍋美味しいのわかる、スープ美味しいのわかる、雑炊美味しいのわかる、ただこれをこの缶コーヒー形状にして140円で売るとどうなのかというのはなかなかイメージわかなかったので買ったのですが、味音痴の自分にはなんともでした。
だめとかではなく、飲んだ後に「握り飯が食いたい」という妙な感触が襲ってきたので、少なくとも天王寺駅のくろしお待つ構内で飲むものではないのではと、活躍する場所が限定されるなと感じた次第です。
期待値を下げることで環境に順応すること
かに鍋スープ雑炊仕立ては、まあ最初から大きな期待感で買ってないのでいいのですけど、こういう期待感と実際のギャップみたいなものはいつも気にします。
諦念のようなものでもう何でもええかと思ってるときなんかもあります。
会社経営で言えば「偉大な会社になりたい」と思わないわけではないのですが、偉大な会社になるには事業もビジョンも金もいろんなものを目指すべきにもなるのでこのへんは非常に難しいことがありますし、何より、「21世紀を代表する会社を作る」意思を最初に持ってはじめたわけでもなく、どちらかというと「朽ち果てない消えない死なない経営」という最低ラインをぎりぎりクリアしながらどん底からのスタートしているので、偉大な会社という間逆の世界に対する憧れはあっても目標設定にならないわけです。そんな感じに自分のイメージと経営に対するギャップはほぼ結果にあわせながら進めているのですが、採用なんかでいろいろ話を聞くと違和感を往々に感じることが多くて辛かったりします。
採用なんかでも、前の会社はこうだった発言なんかでギャップあると「ごめんなさい」しか言えないのですが、
・前職と給料が大幅に異なる(悪いほうで)
・面談は1対1で行うのが通常だと思います
・ふせんは会社で準備してくれないのは疑問
・キャリアシートを人事担当以外の上司と一緒に見るのが嫌
・この場所には自分はあわないと思う
など聞くと、本人をどうこうというよりもあまりに大きな夢を見すぎているのではないのかと、冷や水かけて覚まさないと夢心地では生きていけないとか感じるわけです。
まずは自分をしっかり認識が大事
「自分の年齢とキャリア考えたら、時短・リモートOK、月に40万スタートでお願いします!」
とかを何の前触れもなく笑顔で言われるのは、なかなか心の鍛錬です鍛錬。もちろん業界未経験の方です。こうなると「不機嫌は最大の罪である」という言葉を思い出したり、山本五十六の男の修行「苦しいこともあるだろう、云い度いこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣き度いこともあるだろう、これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」を念仏のように唱えたり、ラントレーニングの距離が増やすことで解決させたりします。
ワークライフバランスに全振りしたいのもわかるしキャリア志向するのもわかるけど、仕事で使えないのに自己研鑽しなくて指摘するとパワハラやセクハラ言うとやっぱり不要だなあとか思ったりもあります。就職氷河期過ごしてる方なんかは「仕事をもらえる」感覚ありますけど、「仕事を押し付けられる」感覚はどうしても何をしても打破できないわけです。
こういうのを自分自身が直接感じていると、たぶんスタッフ間だと10倍くらい感じてたりするだろうなので、今後派遣キャリアしかないのにプライドが許さないとなるとやっぱりよく言われる「素直な方」というのが非常に有能扱いになったりします。かに鍋スープのように味に癖があっても活躍する場所があるように、どこでも爪は磨けるし活躍できます。