若者の特権というのはたくさんありますが、大人でもないので失敗をおおらかに見逃してくれること、かもしれません。
この前に「エスカレータ逆走する馬鹿」を見ましたが、もちろん怒る気にもなりませんし、店の人にばれんようにしいや、くらいしか思わないわけですし、20年か30年若ければ一緒になって逆走しているのはたぶん自分自身としっていますので。頭の回路がそんな風に出来上がっているんだと思っています。
あとは坂道を自転車こいでマンホールでブレーキ踏んで超絶滑ってこけたり、雨の日の歩道と車道の間のカバーで転倒したり、アメ村の洋服店の怖い兄ちゃんに試着させられて服を買わされるような経験も、また1つ大事な経験と思います。さすがに今はこの経験しませんが、エスカレータ逆走する馬鹿というのは人生のどこかタイミングで1回は通っておかないとだめな通り道の気もしますし、自転車3人乗りする馬鹿というもまた同じです。真ん中でこぐ人の筋力が試されますが可能です。
「子供笑うないつか来た道 年寄り笑うないつか行く道」
エスカレータ逆走する馬鹿、私は白浜のエネルギーランドでこれやって最後の最後でこけて膝打って大出血、未だに膝に傷ありますけどまあそんなものです。
自転車3人乗りなんかも10代20代した記憶ありますが、若気の至りですしこけるときにいっぱいこけることは大事です。過保護になりすぎもダメですし放置しすぎるのも違うのですが、自発的な活動や運動行動は阻害すべきでないしマンホールブレーキ欠けてすべってようやく「マンホール、あいつやばい」と身をもって知ります。木の上に立って見る、で親という漢字になるのですが、その意識は常に大事です。