学生のうちには世間も許してくれますが、20代30代になって仕事の選択とかになると好きなことをずっとやるのはなかなか難しくなります。
年齢もそうですが、周囲が落ち着いてくるので孤高の領域で耐えるのが苦しい、という感覚です。吹田市小中学校で警備員していた20代の頃思い出しても、自分よりも年上で警備員している人を見ると自分を棚に上げて何か心苦しいものがありましたし、やっぱりここにいてはいけないという危機感も生まれたものです。
小さい頃の夢は野球選手でも、今立派な大人になっている人もいますし、自分で言えば幼稚園バスの運転手さんが大きいバスを大きいハンドルでぐるんぐるん回してバス運転してたのがかっこよかったので、バスの運転手が夢でした。これも年齢によって変わるのですけど、好きなことみたいな定義するよりも別に嫌じゃないこととかで感謝されるほうがまあいいんじゃないかと、ゆるく思うことがあります。医学部行けば医者でしょうけど、法学部行っても弁護士少ないみたいなものです。
今の仕事は好きなこととまでにじみ出る様なものでもないのですけど、まあ感謝されれば嬉しいこともありますし、想定した内容で事が進んでいけば楽しいのもありますし、顧客相手で対峙しながらああでもないこうでもないとやっているのも嫌いじゃないんです。ついでに言えば、田舎のイモ野郎が上京してきてアメ村でいらん服買わされて泣きそうになった頃から考えていけば、まあいろいろありつつも何とかできてるように肯定できます。
ソフトバンクの孫さんのようにすげええって会社でも何でもないですし、キラキラしてないですし、顧客もいろんな顧客がいますがまあしっかり地に足つけて事業を行えているだけでもいいのかな、と肯定できるのがいいことだと思ってます。別に酒を飲んでるわけでもないのですが、一回全部肯定した上で、改めてゼロベースから積み上げるというのが思考的にマッチしているので、今までは今まででいったん完了でこれからはまたこれからです。
大道芸人さん見てるといろんなイベントで活躍しているのですが、いろんな大道芸人さん思い浮かべながらふと思いました。
好きなこと、できること、悪くないこと、嫌じゃないこと、別に嫌だけど誰かのためになるならええかっていうことも仕事なので。いろいろあるけどいったん全部マル、そしてこれからはこれから。