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10年記念アニバーサリーとかの感性

絵の感性とかデザインの感性とか経営の感性とか、いろんな感性があるんですが磨かないとまず鈍いままです。
女性がネイルに敏感なように、男性がポルシェとランボルギーニの違いを遠目からでわかるように、サッカーの蹴り方走り方シルエットだけで選手がわかるように、何回も何回も何度も何度も見ないと好きも嫌いも出てきませんというのが通常です。社員が10年経った時にアニバーサリーしたほうがいいのかな、とか、1年目でアニバするなら何がいいんだろうとか、他企業サイト見て福利厚生で、

「帰省助成(年1回) = 勤続3年以下で、遠方に実家のある職員の帰省にかかる旅費を法人から助成します」

なんかを見てきっと遠方から来てる社員が多いんだろう、沖縄なんかだとやっぱり旅費もかかるけど会社が補助、というと嬉しいわな、と和歌山はまあ近いのですけど自分なりの「いい会社だな」と思うポイントを感じるわけです。これも感性だったり比較検討とか企業福利厚生を日々悩んだり考えたりしているからです。話は飛びますが、以前は会社で書籍購入も補助していたのですけどこれだけ移り変わりの激しい業界になると書籍で学ぶにはあまりに遅すぎるというのがリアルな感想であって、特に技術関係になると日進月歩なので書籍では追いつけません。

さらに書籍購入に当たっては普遍的なビジネス関連書籍などは結構多くありますし、バグという言葉を作ったCOBOLのグレース・ホッパーさん絵本なんかも買っておいてます。(ちなみにこれは小学校の図書館にも置いてましてびびりました)なので最新の昔からある技術や方法論を焼き直ししただけのような書籍(に見える)ものを買う必要ないんじゃないかな、というのも1つの理由だったりしています。あとは、期待と信用を裏切られるのが上司なのですが、書籍購入していた社員に何気なく「読書感想文を書いてね」と依頼すると、アマゾンレビューそのまんまのような文章が出てきてがっくりしたのも1つ理由があります。

読書感想文で使う文字には「Google Analytics(GA)」という大文字小文字見事な表記と(GA)まで入れた文字はコピペしない限りつかわんだろう、というのと、そのコピペそのまんま出してきたら上司からの信用と教育意欲無くすってわからないのかというのと、読んでも理解できないだろうし実践にならないだろうし何より知識をつけても実践にいたるにはかなりの遠い距離があるみたいなものもわからないんだろうなという、絶望に近いような感覚があったので、書籍購入は福利厚生としてかなりの条件付でのみ認めるように変更しました。読んでも身につかない本は買わない、これも感性です。

そんなことでいえば、うちの社員だと10年勤務が最長になります。
素晴らしいことですし、その10年前なんて今みたいな広い環境でもないし顧客も少ないし月間売上なんか10分の1程度だったし貧乏だったし、と金持ち企業でもなんでもないのを味わっているのはすごくいいじゃないのかなあと思います。スタートが大きな企業入った人は公務員と一緒くらいの「会社はなんでもしてくれる」感あるのでしょうけど、スーパー貧乏企業からスタートすると何もないのが始まりなので、結構這い上がる気がします。自分自身が正にそれなので、何かがあるわけないから自分で道は切り拓く精神しかない、と思っています。10年御祝いと思ったら正確にはまだ10年でなかったのですが、これからもよろしくお願いします。

ぼくの前に道はない、ぼくの後ろに道はできる。
高村光太郎の道程精神です。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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