セミの抜け殻を多く発見する季節になって来ました、都会大阪にセミがいるのかというと大量にいますし大川沿いなんか通るだけでセミがうるさすぎて電話の声が飛びます。
さらに与力町公園近くの木にも発見したりしますが、1つの木に20匹くらいが寄ってたかってるときもあったりして、まあセミの季節になりました。抜け殻も大量に木にくっついていたり下に落ちてたりして、まあそんなものです。セミなんかは1週間2週間しか生きれないということを子供に教えたりするのですが人間はまあ長生きなので、人生長すぎるような気もしますが、そうはいってもそんなものなので必死必死に今もあがいております。
のんきにセミ見ておったりする今の期間なんですが、これ本当に20年前になると「金もない、地位もない、名誉もない、みたいな期間」だったわけで、司法試験に受からないからバイトをしながら生計を立てつつ苦学生したのですけど、吹田市の小中学校で警備員してましたし下新庄のセブンでバイトしてましたし吹田駅の駅前酔虎伝でバイトしてましたし、デニーズで珈琲飲みつつ勉強してましたし、コンビニ500円弁当が普通だったりの食事だったりとかでしたので。
今から考えても夢と希望があって、その方向に向かっている期間だったから大丈夫だったのですけれどもこれが目的ないと、糸の切れた凧のように変な方向に進んでたような気がしてなりません。何も無い奴は失うもの無いので無敵ですし、ゼロから今まで来たぶん無敵になってる人を見ると自分のようだと思い出しますので。まあ無敵期間があるのは若者特権ですけど20代後半になって無敵なものはなかなか危険性が高まります、採用面談でも何か感じますし、それが全うな社会環境だと思います。
いろいろあって今この道に来て必死なんですけど、セミでも脱皮して一生を生き抜いていくのだからもう少し大人になって社会の責任を果たせよ、とかは自分自身が結構カスな若者生活すごしていたので思います。20代前半はまあいいんですけど、20代後半になってくるとやっぱりきつい気がしますし、社会で生きていくのはそれなりの感覚が必要になると思いますので。けどこの仕事柄いろいろしていると、SNSなんかまったく知らないしやらないし興味もない、価値観とかあまり気にしない、その代わり仕事に専念して社長の思うように好き放題にやって会社めちゃくちゃ成長中、HPなんか適当、という会社さんがあったりしますので、人生全部捨てて真っ裸になると最強って今も思います。そこから積み上げればいいだけなので。