三笠霊園近くには田んぼが。
ちょっと前の話ですが、もう1年も経ってしまってたのか、という感です。奈良市の三笠霊園と大和西大寺をめぐり手を合わせ偲ぶでまいりました。志半ば、夢半ばで凶弾に倒れた無念さと、7年半もの長期間世のため人のため国のため尽力された姿には感謝しかありません。
大和西大寺にも、三笠霊園にも多くの人がいました、し献花ができる場所をしっかりと準備してくれていましたので多くの人がこの場所で手を合わせることができました。聞くと有志の方で準備されたそうで。大和西大寺・三笠霊園は同じ奈良市といえどもちょっと場所も違いますし1人じゃなく坊主もいたので、ちょうど命日あたりが土曜日日曜日だったぶん、1日では回れないと考えて1日ずつ分けたのですが実によかったなと思います。私と同じようなお子さん連れた父ちゃんがいまして、子供はきっとあまりわかってないとは思いますが、父ちゃん手を合わせれば同じように手をあわせるものなんです。密かにひそませていたブラックサンダーはNGとのことで食べることも供養ということで美味しく食べました。
三笠霊園には報道の方もいましたし、初めての場所だったのであまり勝手がわかってなかったのですが、なかなかハードな坂でした。坊主はおんぶおんぶ言うのでおんぶして上まで坂をあがりましたけど、警備の方もみなさん30度超えた暑い中親切に案内してくれて、こっちのほうがご苦労様ですという気持ちなのに恐縮でした。SPなのか男性が周囲を見ながら1名立ってましたけど、みなさん笑顔で声をかけてくれ、坊主にも「遠いのに大変だったねえ、えらいねえ」と接してくれまして。
去年凶弾に倒れてすぐの大和西大寺駅の献花台周辺では、故人を偲ぶと聞くと年配の方が多いのかと思いきやで若い学生や女性も多く、私のような子供連れのパパもいて、本当に老若男女愛されていて想いは一緒なんだなと思ったのですが、この三笠霊園でも子供とパパのセットがいてやっぱり一緒なんだなあと。言語が話せる、文字が書けるのも大事ですけど、子供が成長する過程の中で故人を偲ぶ気持ち、手を合わせて祈る気持ちや感謝を伝える行動など勉強で知識を学ぶことと同じくらい重要なことと思ってるので大和西大寺、三笠霊園と引っ張ってきたのですが、道徳教育というか情操教育というか人間として最も大事なことなのではないかと私自身は思います。
尊敬と感謝の気持ちは道徳的な情操感情ですけど大事な情操教育である、のです。政経といわれるように政治と経済は密接につながっています、政治を通じて日本をよくすることと経済を通じて日本を強い国・美しい国にすることの根本は一緒です。坊主自身はぜんぜんわかってないとは思いますが、少しずつこういう情操教育もしていくとちゃんと手をあわせて「ありがとう」と言えるようになりました。
さすがに現場の留魂碑自体や不動心」の言葉もなんか写真は撮れなくて、三笠霊園の入り口あたり下のほうに六地蔵さんいたのでここだけ撮ってみました。政治と宗教と野球の話はタブー、と言われますが国のために命をかけて、日本という国家を8年弱も首相の座でリーダーシップを取り統率してきたことなど、これまでの政治に本当に感謝しています。ありがとうございました。来年また坊主連れて来ます。